毛髪·植毛に関するよくある質問

毛髪に関して悩んでいる方、植毛についていろいろ知りたい方の様々な質問にドクター·ウォンがお答えします。
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毛髪についての質問

30代になってからめっきり髪の毛が少なくなってしまいました。悔しいことに、同年代の人たちはもちろん、40代、50代になってもフサフサという人も少なくありません。なぜ、このように個人差があるのでしょうか?

人によって体が大きい小さいがあるように、それぞれ持って生まれた毛細胞の数も初めから決まっています。これは残念ながら、変えようがありません。ちなみに、髪の毛の本数は、白人が最も多く大体10~15万本。我々黄色人種で8~12万本、黒人は8 ~10万本が平均的なところと言われています。
そして、毛細胞の活動は遺伝子によってある程度プログラムされています。これが頭髪に個人差が出来る要因ですが、これに後天的要因、例えばストレスや栄養失調(ビタミン欠乏)などがからむと、髪の毛の脱毛にさらに拍車がかかるようです。
では、なぜ女性は、年齢とともに徐々に髪の毛が薄くなるのに、男性のほうは個人差が大きいのか?これは男性ホルモンが大きく関与するからです。 男性ホルモンが髪の毛の生え具合と密接な関係にあることは、1942年に北米の医学者ドクター・ハミルトンの実験によって確認されました。
その実験とは、いまから考えると、かなり大胆というか非人道的とも言えるものでした。 彼は、囚人の中から、若くて髪の毛の脱毛が進行している者を選び、去勢手術をしたのです。去勢手術とは言うまでもなく睾丸を切除することです。睾丸では男性ホルモンを作っているわけですが、この去勢手術をすると、若禿げが進行していた囚人の脱毛がピタリと止まりました。ところが、こうして脱毛が止まった囚人に男性ホルモンを投与すると、再び脱毛が進行したと言うのです。
ハミルトンは、この一連の実験により、「男性の脱毛性と男性ホルモンは密接な関係にある」と結論づけたのですが、その後の研究で、男性ホルモンがどのように脱毛を引き起こすかも分かってきました。男性ホルモンが毛細胞(毛乳頭部)にある特定のレセプター(受容体)に働きかけ、これが髪の毛の活動を休止しろという命令を出しているのです。 最近、遺伝的に禿げやすい人というのは、男性ホルモンの湧出量が多いのではなく、このレセプターの数が多い人だという研究もあります。男性型脱毛症の大きな特徴は、前頭部から頭頂部にかけて脱毛することですが、これも男性ホルモンに影響を受けるレセプターが多いからという理由のようです。
髪の毛の脱毛を食い止めるには、男性ホルモンを抑制する、あるいは、女性ホルモンを投与するという方法も考えられます。ところが、これにも問題があるのです。男性ホルモンや女性ホルモンにかかわらず、ホルモン系は、生体内で微妙にコントロールされています。これを外から無造作に操作すると様々な副作用が生じるのです。 女性のようなふっくらとした体系になる、声が変わる、胸が大きくなる―これぐらいならまだしも、インポテンツや体調そのものを壊すことにもなりかねません。実際、北米で話題になっている『飲むインポ薬・プロペシア』も数%の確率とはいえ、服用した患者にインポテンツや性欲減退という副作用が出ています。これはプロペシアが、男性ホルモンの働きを抑制したり、変化させるためでしょう。
より最適な方法は、男性ホルモンをコントロールするのではなく、前述した毛細胞のレセプターを男性ホルモンからブロックするという方法です。しかし、残念なことに、この決定的な薬もまだ開発されていないという現状なのです。 遺伝的に禿げやすい家系の方は、後天的要素(ストレスや毛髪の栄養不良など)を極力少なくするようにして、比較的に副作用が少ない育毛剤を使うことを心掛ける。これがいま出来る最大の対策法だと思います。 プロペシアを含め、比較的副作用が少ない効果的な育毛剤については、この後の毛髪の対応法で説明したいと思います。

朝起きると枕にたくさんの髪の毛がついているし、風呂に入れば、排水口に抜け落ちた髪の毛がベッタリ……。このまま禿げるのではないかと心配してい ますが、頭髪は一日何本ぐらい抜けるのでしょうか?

前述のように、我々東洋人の髪の毛は、大体8万本から12万本生えています。このうち、一日に抜ける髪の毛は平均的に100本ぐらいです。一日平均100本なら、3年でスキンヘッドということになりますが、むろん、そうはなりません。脱毛した分、新たな髪の毛が生えるからです。つまり、一日100本ぐらいの抜け毛なら、全く気にする必要はありませんが、150本、200本と抜けるようになると要注意というわけです。
ここで髪の毛のリサイクルを簡単に説明しておきましょう。 髪の毛は、頭皮から3~4ミリ下にある毛乳頭が毛母細胞に栄養を送って作られています。ところが、こうして生えた髪の毛はいつまでも伸び続けるわけではありません。一定の時期が来ると、抜け落ちてしまうのです。
私たちは、髪の毛が伸びる時期を「成長期」、伸びきって抜け落ちるまでを「退行期」、そして、次の髪の毛が生えるまでを「休止期」と呼んでいます。 これを「毛周期」とよんでいるのですが、休止期にある毛母細胞は、全体でどのぐらいあるとお思いでしょうか?大体、全体の10%――つまり、10万本分の毛母細胞がある人なら、1万本分は休止期の状態にあるということになります。生えていない髪の毛はかなり多いのです。
抜け毛が多くなると、誰もが気にかかります。しかし、抜けたからといって、全く生えてこないわけではないのですから、そんなに心配しないで下さい。

先日少し体調を崩したとき、いつもより抜け毛が多かったような気がします。髪の毛と体調って関係があるのですか?

人間の体の組織は、蛋白質·脂肪·炭水化物の3つの基本物質から成っています。毛は、ケラチンという蛋白質から出来ていて、蛋白質を作るには、脂肪や炭水化物よりも多くのエネルギーが必要なのです。ですから、病気になったり栄養不良になると、髪の成長は止まってしまいます。病気になったとき、髪がパサパサしたり、抜け毛が増えるのは当然なのです。逆に髪が成長し始めたり、抜け毛が目立たなくなって来たら、病気が回復に向かっている証拠と言えます。

禿げ遺伝子のある人は、必ず禿げる運命にあるのですか?

難しい質問です。 確かに、禿げ遺伝子の有無が脱毛に関係している事実は否定できません。しかし、禿げ遺伝子と男性ホルモンがあるから、即禿げるというわけでもないのです。
つまり、毛乳頭と毛母細胞の連携プレーを男性ホルモンが邪魔する時期=禿げになる時期は、個人差があるのですね。また、脱毛のスピードが早くなったり遅くなったりするのは、ストレスやビタミンの欠乏が原因とも言われています。
ですから、「禿げるかもしれない」というストレスから逆に脱毛の原因になることもあるのです。こんな事で大切な髪の毛が抜けたら大変です。髪の毛が薄くなるのは、年齢を重ねることだと思い、くよくよ悩まないようにして欲しいものです。
また、遺伝的に禿げやすい体質の方も、後頭部と側頭部の髪の毛はその影響を受けにくく、なかなか脱毛しません。私が施術するマイクログラフト植毛法をはじめ、外科的頭髪回復手術は、この後頭部と側頭部の髪の毛があれば十分に間に合います。最後は植毛手術があるサ、と楽に考えられてはいかがでしょうか。

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薄毛脱出法についての質問

いままで、市販されている育毛剤や養毛剤を試したり、あるいはワカメを大量に食べたり、様々な民 間療法の類も試してみました。しかし、その効果は ほとんどありません。髪の毛の専門医として、何か いい薬があったら教えて下さい。

私が調べた限りでも、毛生え薬の歴史は、紀元前4000年以上にさかのぼります。古代エジプト・チャタ王の母親が息子の薄毛を心配して、彼にスペシャル・メニューを与えていたと言うのです。その材料は、犬の掌、ヤシの実、ロバの肉だったようですが、残念ながら、これが効果があったという記録は残っていません。 さらに、ギリシアの医聖・ヒポクラテスも毛生え薬に挑戦しています。彼は、阿片とバラのエキスをワインとオリーブエキスで調合し、これを患者に与えたのですが、これもさしたる効果はなかったようです。 毛生え薬の開発には、古今東西、様々な人が挑戦してきましたが、いまだに決定的な治療薬がないという現状です。 ちなみに、アメリカのFDA(厚生省)で「発毛効果がある」と認められている薬は2つしかありません。 「ミノキシジル」(商品名=ロゲイン等)と、昨年”飲む毛生え薬”として話題になった「プロペシア」です。この2つについて説明してみましょう。 ミノキシジルは、もともと高血圧治療薬(血圧降下剤)として開発されました。ところが、薬を使った患者の前頭部や手の甲の毛が太くなるという”副作用”が報告され、ためしに薄毛に悩む人の頭に塗ってみると、本当に毛が生えて来たのです。 その後の研究で、ミノキシジルには男性ホルモンの働きを抑え、毛母細胞を活性化させることがわかり、「FDAが認可した最初の育毛剤」になりました。 なお、しかし、このミノキシジルも決定的な毛生え薬とは言えないようです。 まず第一に、「太くてたくましい毛が生えてきた」と実感できる方は、全体の6~8%しかいないという点です。あとの方は、せいぜい「少しウブ毛が生えてきた」という程度の効果しか期待できないのです。 また、ミノキシジルの使用を中止すると、この薬で再生した毛が抜けてしまうことも欠点です。つまり、ミノキシジルをつけ続ける限りは髪の毛が保証されるが、使用を止めると、元の状態に戻ってしまうということなのです。 さらに、ミノキシジルを使って5年ぐらいすると、その薬効が弱まるケースがあるということも報告されています。このように効果が永続的ではないということも欠点と言えます。 「プロペシア」のほうも、ミノキシジル同様、毛生え薬として開発された医薬品ではありません。この薬は、もともと良性前立腺肥大症の服用薬だったのですが、ミノキシジルと同じように毛が生えるという副作用が確認され、昨年、発毛薬としての認可も受けました。 錠剤を一日1錠飲むだけでいいという手軽さはありますが、プロペシアも決定的な毛生え薬とは言えないようです。 東洋人の被験例では、1年の服用で1平方センチ当たり10本ぐらいの発毛効果がありました。 読者の方は1平方センチに10本も生えるなら十分じゃないかと思われるかも知れませんが、東洋人の髪の毛は1平方センチに100~150本の髪の毛が生えています。結局、10%の増毛効果しかないということで、このレベルでは”フサフサ”にはほど遠いのです。また、プロペシアは、 1) 生え際の毛を発毛させる効果がない 2) ミノキシジル同様、服用を止めると生えた毛が抜ける 3) 2%ぐらいの確率で、性欲減退、勃起不全、精子減少等の副作用がある ということも報告されています。 とは言え、現状で”とりあえず髪の毛が生える発毛剤”は、このミノキシジルとプロペシアだけと言って過言ではありません。プロペシアはアメリカの医師処方箋が必要なため、入手が困難かも知れません。 とりあえず、ミノキシシジルを試すことをお勧めします。

オーソドックスにカツラで、脱毛対策をしたいと 思っています。カツラのメリット・デメリットを知 りたいのですが。

カツラは、毛髪回復策としては日本で最もポピュラーな方法でしょう。医療行為ではないし気軽に手に入れることが出来るので、根強い人気があるようです。 カツラのメリットは何と言っても、最初にかかる費用が少なくてすむ、ということです。またバリエーションにも富み”変身”もすぐ可能です。ほとんど毛髪が残っていない人は、自毛植毛の対象とならないため、全部毛を剃るか、カツラにするかが残された選択肢なのです。 ですからカツラは、毛髪回復の望みが断たれた人にとって、唯一の”回復法”とみなすこともできるわけですよね。 このように、メリットの多いカツラではありますが、皆さんに是非知っておいていただきたいデメリットもあります。いま、カツラにしようか考えておられる方は、このデメリットを理解した上で、購入されることをお勧めします。 まず第一に、カツラは人口毛です。新しく生えてくる、ということは決してありません。 使用しているうちに変色したり、抜け落ちたり折れる可能性もあり、1~2年毎に、新しいものと交替しなければならなくなります。 第二は、自毛への縮み込み式のカツラの場合、地肌まできれいにシャンプーで洗えないことがあります。ですから、一定期間ではずしカツラと頭皮ともに、きれいにする必要があります。その後、当然カツラを縮み込み式に直してもらうので、手間もかかります。 一方、クリップ式で取り外しできるカツラは自分で洗えますが、落ちやすい、ズレやすい、という装着上の問題があります。多少シャンプーに手間がかかっても、ズレない縮み込み式を選ぶか、手間はかからないが、ズレやすいクリップ式を選ぶかは、本人次第、といったところでしょう。 第三は、カツラは一つでは足りないことです。一つは装着用そしてもう一つは、クリーニングやスタイルを直す時の予備用です。ですから、購入時のコストは二倍考えなければなりません。 第四は、カツラをつける本人の額付近に毛が残っていない場合、どうしても生え際が不自然になってしまうことです。メーカーによっては技術力も上がり、かなり自然に見えるところもありますが、本物の自毛のように見せるのは難しいようですね。 最後に――これが一番のデメリットですが――カツラをつけていると脱毛が促進される、ということです。理由は、無理な装着にあります。縮み込み式カツラの場合、自毛を引っぱって人口毛を編み込むわけですが、いつも引っぱられている部分の自毛に余分な負担がかかるため、抜けやすくなってしまうのです。これを牽引脱毛と呼びます。 また、カツラをつけていることがストレスになり、脱毛を誘発させる場面もあるのです。一番大事な場面で、カツラがズリ落ちて、大恥をかいた夢を見る人も多いそうです。それほど、かぶっている後ろめたさがストレスになっている、ということでしょう。 以上のように、多くのデメリットはあるのです。使用前には必ず、御自身で、デメリットを確認し、納得した上でトライすべきですね。

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植毛一般についての質問

養毛剤の類は目に見えた効果がないし、カツラも かぶりたくない……。最近、植毛に心を動かされて いますが、そもそも、植毛手術はいつごろから始まったのでしょうか?

植毛手術が最初に行われたのは、いまから約60年も前のことでした。世界で初めて植毛手術を行ったのは、実は日本人でした。1939年、『日本皮膚・泌尿器科雑誌』で、奥田庄二先生が、『パンチ・グラフト』という植毛技術を発表したのです。その4年後、田村一医師が、単一植毛法を行い、女性の陰毛を植毛したことを報告しています。 ちなみに、奥田先生の手術法は、いまでも『パンチ式植毛法』として残っています。これは、穴をあけるときに使うパンチのような手術器具を使って、まだ毛が生えている頭皮をそぎ取り、それをそっくり髪の毛が薄い部分に植え込むという手術法です。また、単一植毛法は、文字どおり毛髪を一本一本植え込んでいくという手術法でした。むろん、この単一植毛法も現在に引き継がれています。 この意味で、日本は植毛手術のパイオニアと言えます。北米のノーマン・オレントライヒ博士が、このパンチ式植毛法を使って手術をしたのは、奥田先生から遅れること20年、1959年のことでした。1970年代になると、これ以外の植毛法が次々に開発されます。1974年にフラップ法、1976年にスカルプ・リダクション、1978年にはエクスパンダー法といった手術法が発表されたのです。これらの手術法は後ほど説明してみたいと思いますが、私は植毛手術の歴史を大きく3つに分けています。 第一期が、日本の医師たちによる創生期。第二期が1970年代以降の様々な手術法が編み出されていった発展期。そして1990年代半ばからの成熟期です。 日本の医師たちが植毛により毛が再生することを確認した後、第二期になるといよいよ実用化段階に入ります。しかし、この段階では、実用化されたといっても「患者が満足いくレベル」とは言えなかったと思います。要するに「髪の毛が前よりも多くなる」に過ぎなかったわけです。 ところが、ここ4~5年、植毛技術は著しく進歩しました。麻酔技術の向上で手術の痛みがほとんどなく、植毛できる本数も飛躍的に伸びたのです。これ以前は、せいぜい500~2000本ぐらいだったのに、9000~10000本ほどを植毛できるようにもなりました。さらに、植毛で生えてきた髪の毛がより自然に見えるよう、さまざまな技術も取り入れられるようになったのも、この成熟期の特徴です。髪の毛が生える方向や、10年~20年経ったとき、どのように見えるかということも考えて植毛されるようになったのです。つまり、ここにきてやっと。「患者の満足いくレベルの植毛」になったと言えます。 このような植毛技術の進歩は数字の上でもはっきり現れています。北米での植毛手術の件数は、1994年で約20万件でしたが、昨年度2005年になると、150万件にも伸びているのです。 これは、植毛技術が「患者にとって満足いくレベルになった」ということを端的に表している数字だと思います。 植毛技術は、かつてとは比べものにならないぐらい進歩しています。他の方法に満足できない方は、植毛によるイメージチェンジにトライする絶好の時期に来たと言えるでしょう。

植毛手術というものは、ダレでも受けられるので すか? 私自身、頭頂部が薄くなっており、植毛を 考えているのですけど……。

自分の頭髪が希薄になりながらも、カツラをつけるのに強い抵抗感を持っている人は多いと思います。また、自分の頭にふたたび、自毛を取り戻したいと強い願望を持っておられる方もいるでしょう。 その際、自毛植毛手術は、最も有効な方法の一つです。自分も植毛できるのか、興味を持たれた方に、植毛手術の条件をお教えします。 基本的に植毛できる毛が残っていれば、ダレでも手術は受けられます。先程も述べたように、後頭部付近の毛は永続的に生え続けます。その部分を植え替えるのです。事故や、やけど等で禿げた場合でも、植毛できる毛がありさえすれば、OKです。 しかし、全て禿げ上がってしまった方は、残念ながら植毛の対象にはなりません。 自毛がまだ残っていて、カツラがイヤな方は、手術を検討されてはいかがですか。

植毛手術には、いくつかの種類があると聞いたの ですが、簡単に説明して下さい。

植毛手術は、大きく分けて3つの方法があります。 1)自毛植毛手術 2)スカルプ・リダクション 3)フラップ この3つの植毛法は、いずれも後頭部や側頭部にまだ残る髪の毛(毛母細胞)を利用して頭髪を再生するという手術ですが、手術法はむろん、手術後の頭髪の見え方という面でも大きく違います。早速この3つの順番に説明してみたいと思います。 1)自毛植毛手術 これは、簡単に言うと、いまある自分の毛を禿げている部分に分散配列することです。何度か述べましたが、人間の後頭部の毛髪は永久的に成長を続けます。で、この部分の髪の寿命は遺伝子によってプログラムされており、たとえ新しく移植し直しても、その周りの脱毛してしまった皮膚に影響されることはありません。 そこを利用したのが自毛植毛なのです。毛髪は、毛根を含んだ小さな皮膚片にして、移植します。この、毛根を含んだ移植する毛髪を”グラフト”と呼ぶのです。 グラフトは、一般的に3つのサイズに分類できます。直径3~4ミリで10本の毛を含んだスタンダード・グラフト(標準片移植)。直径1・2~2・5ミリで、3~9本の毛を含んだ、ミニ・グラフト(小片移植)。直径1・0ミリ以下で1~2本の毛を含んだマイクロ・グラフト(微片移植)の3つです。これらサイズの違うグラフトを組み合わせて、自然なヘアに見えるように移植するのです。 自毛移植手術がスタートしたころは、今のグラフト・サイズよりも大きい(直径5ミリ)のものを使っていたようです。こういう大きいグラフトを使うと、中央部へ血液循環がうまくいかず、グラフトは人間の頭に生えているあの歯ブラシのような髪になってしまうのです。そのため、最近では、スタンダード・グラフトも使われなくなりました。 患者さんも、もっと自然なヘアラインを望むので、近年では、グラフトは小さくなる一方ですね。 確かに、小さいサイズのグラフトは、手術後から毛が生えるまでの空白の時間に、目立ちにくいというメリットがあります。 しかし、小さいグラフトばかりを使った植毛手術ですと、労力や時間がかかり、手術費用は割高になってしまいます。ですから、グラフトのサイズと費用は、専門医と充分相談しなければなりませんね。 一番理想なのは、自然の頭髪がそうであるように一本ずつ植えるべきなのでしょうが、これは時間と費用の点で、かなり難しいと言わざるを得ません。 最近では、ミニ・グラフトとマイクロ・グラフトを組み合わせ、より自然な頭髪に見えるように植毛技術も進歩しています。コスト面も、この方法なら安くてすみますよ。 2)スカルプ・リダクション これは、1978年にカナダの医師によって考案された外科的毛髪再生手術です。その方法をごく簡単に説明すると、まず、髪の毛が薄くなった部分の頭皮を切り取り、左右のまだ毛がある部分を縫い合わせるという手術方法です。 考えようによっては、実に画期的な手術と言えます。自毛植毛法のように少しずつ髪の毛を植え込んでいくのではなく、毛のある頭皮で頭全体を覆うという発想だからです。 髪の毛が薄い部分の頭皮をそっくりそのまま切り取ると聞くと、不安に感じる方がいらっしゃるかも知れませんが、手術そのものは局部麻酔で十分です。ザックリ切り取って、両側を縫い合わせるだけです。 なお、スカルプ・リダクションでは、頭皮を切り取る形は2つあります。ひとつが縦型リダクションと言って、楕円形に頭皮を切り取る方法。もうひとつが三角形に切り取る方法です。これは三角形リダクションと呼んでいるのですが、手術後に残る傷跡がメルセデスベンツのマークに似ていることから、メルセデス・リダクションとも言われています。 髪の毛が薄い部分が一挙にカバー出来る。これがスカルプ・リダクションの最大のメリットと言えるのでしょうが、問題は両側頭部からの頭皮をどう引っ張るかです。逆に言うと、これがスカルプ・リダクションの難点ともなります。 両側頭部の頭皮を無理なく縫合するには、頭皮をたるんだ状態にすればいいわけです。その方法として、スカルプ・エクスパンダーという手術法も編み出されました。 スカルプ・エクスパンダーという手術法では、まず、全身麻酔の状態で頭皮と頭蓋骨の間にシリコン状の風船を入れます。シリコン風船を入れた後、2~3ヵ月かけて少しずつ生理食塩水を入れていきます。頭皮はどんどん膨らむわけですが、この間、患者は、頭が異常に膨らんだ状態で暮らさなければなりません。その外見は、ちょうど頭の大きい火星人のように見えます。 スカルプ・リダクションにトライしようという患者が少ないのは、このように手術の苦痛が大きいという理由があるようです。 3)フラップ この手術は、スカルプ・リダクションと少し似ています。ごく簡単に言うと、髪の毛がある側頭部を、一辺だけ頭につながった状態で切り取り、これを髪の毛の薄い部分で貼り合わせるというものです。なお、皮膚を剥がされた側頭部は両側を縫い合わせます。 フラップ手術は、他の手術に比べて手術時間が短いことや、手術後、自毛植毛のように髪の毛が一旦抜けることがないというメリットがあります。

スカルプ・リダクションやフラップ手術と比べる と、自毛植毛は”即効性”がないように思えるので すが……。

髪の毛をグラフトで植え込む自毛植毛手術は、確かに手間もかかります。また、手術後3~4ヵ月後から髪の毛が伸びるため、”即効性”がないという一面もあると思います。 しかし、これは私が自毛植毛の専門医だからというわけでもないのですが、自毛植毛手術には、それを補うメリットがあるのも確かなのです。 まず第一に、自毛植毛手術は、スカルプ・リダクションやフラップと比べ、最も手術の危険性がありません。 スカルプやフラップ法は、いわば頭皮ごと移植する方法です。むろん、自分の頭皮ですから、貼り合わせた部分への生着度は、自毛植毛手術と同じです。ところが、貼り合わせた部分へ酸素や栄養を運ぶ血液がうまくいかない場合が多いのです。 例えば、フラップ法は、側頭部から持ってきた頭皮へ血流を良くするために、血管のバイパスを作ることが最大のポイントと言われています。もし、この血管バイパス作りが成功しなかった場合、移植した頭皮は、ただの”皮”になってしまうのです。髪の毛が再生しないことは当然ながら、手術跡が露出して、手術する前よりも悪い結果になってしまうのです。実際、このような最悪の結果になったケースも少なくありません。 植毛手術は美容整形のカテゴリーに属します。前より良くなるのが当然で、万が一にも悪い結果になってはいけないと私は思っています。この意味で、スカルプやフラップ法は、まだ”発展途上”と言えるのではないでしょうか。 自毛植毛の副作用や危険性については後に触れますが、手術前より悪くなるケースは皆無といって過言ではありません。 また、手術後や手術時の患者の苦痛という面でも、自毛植毛はスカルプやフラップに勝ります。スカルプダクション手術に際し、スカルプ・エキスパンダー方式を使うと、3ヵ月ぐらい火星人のような外見で暮らさなければならないことは先に述べたとおりですが、自毛植毛手術 においては、こんな苦痛がほとんどないのです。この点は、梅ガッパ記者さんのレポートでもよくお分かりかと思います。 さらに大切なことは、手術後、髪の毛がいかに自然に見えるかということです。 スカルプやフラップ法でも、確かに髪の毛が増えたように見えます。ところが、写真で見ると実に見栄えがいいのですが、近くで見ると、どうしても違和感があるのです。その理由は簡単です。髪の毛が生える方向が違い、逆になっているからです。 髪の毛の薄い人が、なぜ植毛手術を受けるのか。それは、ただ髪の毛を増やしたいからではありません。若かったときのような髪の毛になりたいからなのです。 髪の毛を自然な状態に生やすという点で、自毛植毛手術は他の方法に勝っているのです。これは、細かいグラフトで移植する自毛植毛法の最大のメリットといえるでしょう。 むろん、どの植毛法を選ぶかはアナタが決めることです。ここでは、紙面の関係でここまでしか書けませんでしたが、じっくり研究して、アナタにベストな方法を選んで欲しいと思います。

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北米式自毛植毛についての質問

植毛手術を受けたいと思うのですが、家族や職場 の反応を考えると、今ひとつためらってしまいます……。

その点のお悩みはよ~く分かります。なにしろ、”一生モノ”の手術ですからね。 このご心配にお答えするには、手術後の経過を説明したほうがわかりやすいと思います。 まず、私の手術を受けてもらうには、北米に来ていただく必要があります。どうぞ”観光気分”でいらして下さい。滞在中のホテルもリゾート気分が満喫できると思います。 手術は北米に到着した翌日ぐらいに受けることになると思いますが、これは梅ガッパ記者さんのレポートにあるように、痛みもなく、患者であるあなた方にとっては、きっと”半日がかりの散髪気分”と感じると思います。 さて、あなたがご心配されるのはこれからなのではないでしょうか? 手術後の経過は次のようになります。 1)手術1週間~10日  手術直後はまだ麻酔が抜けきっていませんので、タクシーかホテルで用意してくれたクルマを利用されるのがいいでしょう。しかし、その夜は街のレストランに食事にも行けますし、食欲も減退するということはありません。  その日にシャンプーで頭を洗うということはできませんが、シャワーが直接かからないようにして軽く頭を洗うことはできます。  手術後4日目までに、大体の患者さんは顔が腫れることになると思います。最も軽い人で、額のシワがなくなる程度、重い場合は、目を開けることが少しきつくなるはずです。これは手術の後遺症で仕方がないのですが、顔の腫れは最長でも3~4日でおさまります。むろん、この場合でも気分的に優れないということはありません。  もし可能なら、手術後1週間ぐらい休暇を取り、北米でリゾート気分の観光旅行をするのもひとつの方法だと思います。  術後、移植した部分はかさぶた状になります。これは一週間から10日くらいで自然に取れますので心配には及びません。かさぶたが取れると普通の頭皮に戻ります。 2)手術後1~2ヶ月  髪の毛が以前より少なくなったように感じられ、患者の方はこの期間が気になるかも知れませんが、毛細胞そのものは元気で、頭髪再生の準備をしていると考えて下さい。わずかな辛抱です。この時期に、頭部にポツッとした吹き出物のようなものが出来ることがありますが、3~4日ぐらいですぐに治ります。  かさぶたが取れたころからシャンプーも自由に出来ます。頭皮をカットした後頭部の抜糸は2週間後です。これは最寄りの病院などで簡単にしてくれますし(名古屋のマーシャンカウンセリングルームでも可)、散髪も普通の理髪店に任せて、なんの心配もいりません。 3)手術3ヵ月~4ヵ月  このころから、髪の毛の”新たな息吹”が始まります。最初は、頭にざらざらした感触があり、自身でも確認できるはずです。1~2ヵ月目にあった頭部にときどき感じるキリリとした痛みも、ほとんどなくなっていると思います。 4)手術4ヵ月~8ヵ月  髪の毛が伸びてきます。植えた毛の伸びる早さは普通の髪の毛と全く変わりません。1ヶ月に1~1・5センチです。家族や職場の方も、「髪の毛が伸びてるな」という感じで、不自然には見えません。この点が植毛手術のメリットだと言えます。カツラの場合、一日で見た目がガラッと変わるわけですが、植毛手術は、ごく身近にいる人がほとんど意識しないままに、「いつの間にか」髪の毛が増えているということになるからです。自分の髪の毛と全く同じですから、プールに飛び込むことも、サッカーでヘディングすることも全く差し障りはありません。汗のかき方も通常の方と全く同じです。頭皮を切除した後頭部の傷も線状になって後頭部をかき上げたぐらいではわかりません。 5)手術8ヵ月~  植毛した髪の毛がほぼ生えそろったころです。毎日少しずつ伸びていたため、家族や職場の方など身近にいる方は、髪の毛が生えたことを意識できないかもしれませんが、「アナタのご主人、なんだか若返ったように見えたんだけど……」という周囲の反応にあって、初めて「そう言えば、前よりずいぶん髪の毛が生えたな」と感じるケースも多いようです。 この時期、あなたは、是非、植毛前の写真と比べて下さい。自分の髪の毛が増えて、顔全体の見え方も変わっていることにあらためて気がつくのではないでしょうか。理容室で切っても、またすぐに伸びるあなた自身の髪の毛です。  植毛は、カツラなどの方法と違って、ごく自然に周囲に馴染んでいきますから、家族や職場の方にも決して違和感を与えないと思いますよ。

私には髪の毛の分け目の所に、いわゆる”10円禿げ”があります。こんな部分的な脱毛も植毛手術によって回復するのでしょうか?

もちろんです。交通事故によって部分的に髪の毛が欠損したり、子供のころのやけどによって髪の毛がなくなった人も、女性の方で分け目の部分の髪の毛が少なくなったという人も回復します。毛母細胞全体を移植する植毛手術において、このようなケースに十分対応できるのです。  このようなケースでは、全体的に薄くなった場合より植毛本数も少なくてすみます。つまり、植毛に必要なグラフトもわずかですから、削り取る後頭部の面積も小さいというわけです。むろん、手術費用や手術時間も少なくてすむということになります。 私が植毛したケースの中には、額の生え際を下げて欲しいという依頼もかなりありました。 自毛植毛手術は、このようなケースにも対応できますが、20年~30年経ったとき、どのようになるかということを注意しなくてはなりません。手術後、何年かは生え際が下がり見栄えがよくなっても、もともとあった前頭部の髪の毛が寿命になり、抜けたときどう見えるかということも考えなくてはならないからです。  手術の適応や植毛費用については、名古屋にある『マーシャンカウンセリングルーム』でご相談下さい。脱毛部の状況はインターネットを経由して、北米にある私のクリニックで判断できます。  ともあれ、”小さな脱毛”で多きく悩むのだったら、いっそ植毛という手を考えた方がいいと思います。

植毛した髪の毛は、どのくらいの寿命がありますが?

移植した髪の毛は後頭部の毛です。この後頭部の髪の毛と同じ寿命があります。つまり、70歳~80歳まで生え続けるということになります。また、髪の毛は3~5年ぐらいの周期を繰り返すということになるのですが、植毛した髪の毛も同様です。  私たち植毛医の立場で言うと、長い寿命を保つからこそ、20年~30年後の患者さんの髪の毛の生え具合を計算して植毛しなくてはいけないということなのです。

私の頭髪はかなり薄くて、前頭部から頭頂部まで 禿げ上がっているという状態です。こんなに少なく ても、植毛手術をすれば何とか治るのでしょうか?

現在の植毛技術では、一回の手術で大体5000本~9000本ぐらい植毛できます。広範囲に髪の毛が薄い場合、2~3回の手術が必要になります。植毛できる(髪の毛が生えた)頭皮があれば、2~3回の手術ももちろんOKです。むしろ、2~3回の手術で若いころの髪の毛を取り戻す人が多いぐらいです。髪の毛が薄い方もご安心下さい。

植毛手術にはどれぐらいの費用がかかりますか?

植毛手術は、植毛する本数によって違うのですが、植毛の最大限とされている9,000~10,000本の場合、約260万円です。この費用は、カウンセリング料、北米への渡航費、宿泊費などすべて含んだ費用です。  患者さんにとっても、経済的な負担は少なくないのですが、これも考え方次第では決して高くはないと思います。  例えば、カツラとの比較です。カツラの費用は、大体60万円から70万円です。これだけ見るとカツラの方が断然お得なのですが、ご存知のように、カツラは4~5年で品質が劣化してしまいます。そのたびに買い換える必要がありますし、さらに、スペアも用意しておかねばなりません。結局、10年~20年の単位で見ると、植毛の方が得だということになります。  また、植毛は、まさに自分の髪の毛が生涯生えるわけですから、メンテナンスも全く不要ですし、普通の理容院でOKです(カツラは、専門の理容院に行く必要があります)。  さらに、精神衛生上も自分の髪の毛ということで、カツラ以上の信頼感があると思います。260万円で若さを買うと考えれば、決して高くはないはずです。むろん、植毛後、髪の毛が生えることについては、私が”完全保証”します。

北米では有名人もずいぶん手術をしているそうですが?

前述のように北米の植毛件数は2005年に150万件にも達しています。テレビのアナウンサーや映画俳優もかなり植毛手術を受けています。  日本では、植毛に限らずカツラでも、なんとなく”後ろめたい”という気持ちをもたれる方があるようですが、北米の場合、植毛手術は、むしろ、一種のステータスと考える方が多いようです。ここのところが北米的と言えば北米的なのですが、「オレは植毛するぐらいの経済的余裕があるんだ」と、むしろ誇らしげに語る人も少なくありません。  この意味でも、北米は植毛手術はすっかり成熟していると言えるのかもしれません。

術中の危険性や術後の副作用はありませんか?

植毛手術は、整形美容手術の中で最も安全と言われているぐらいです。安心してください。  念のため、手術後の副作用について述べておくと次のようになります。 出血―術後の出血がまったくないとは言えませんが、ごくわずかです。手術後、包帯もしませんので、普通に帰ることができます。 痛み―手術後の痛みはごくわずか、実際、当クリニックの患者さんの半数ぐらいは当院で処方した鎮痛剤を服用しないぐらいです。 麻酔―植毛した部分の一時的な痛みや麻酔(梅ガッパ記者さんが記述していた”頭に孫悟空のワッカをかけたような感覚”)はある程度仕方がないところです。ただし、この痛みや麻痺したような感覚も3週間から8週間で解消されます。 しゃっくり―原因は不明ですが、患者さんの5%ぐらいに発生することがあります。中には、術後数時間から1~2日続くこともありますが、このしゃっくりも3日続くことはほとんどありません。 かゆみ―傷口が治るときの痒みですが、シャンプーなどで頭皮をきれいにすると、かなり和らぎます。 腫れ―術後、ほとんどの患者に、額にある程度の腫れが生じます。術後4日目にピークとなりますが、そのあとは自然に腫れが引いていきます。また、約50人に1人の確率で目が閉じてしまうぐらい腫れることがあります。しかし、これも、2~3日で自然に治ります。 感染症―数千人に1人という、きわめたまれな確率で発生します。なお、当クリニックではこのケースは皆無です。 傷痕―ケロイド状になりやすいタイプの中には、切除した後頭部の傷跡が少し盛り上がったようになることがありますが、これも髪の毛で簡単に隠れる程度です。 シスト(吹き出物)―術後2~3ヵ月の間、ニキビ状の吹き出物が頭部に生じることがありますが、これも2~3週間でなくなり跡は残りません。  植毛手術後、起こりうるすべての副作用について列記しましたが、最初に述べましたように、植毛手術は”最も安全な手術”と考えていただいて構いません。

どうせ植毛手術をするのであれば、北米でと 思っています。具体的に、どのようにすれば、北米へ行けるのでしょうか。

まず、日本で患者さん自身の毛髪チェックを行います。そして、その調べた毛髪画像をインターネット経由で、私のクリニックへ送ってもらうのです。私は、北米に居ながらにして日本の患者さんの毛髪チェックをすることができるわけです。  手術を受けようと決意された方でも、植毛手術に対する御希望や不安は、いろいろあることでしょう。手術費用、手術の日程、必要なグラフト数、ヘアラインのデザイン……。また、患者さん自身の、病歴、アレルギーの有無なども聴取します。  こうして、全てを確認相談の上で手術対応可能か否かを判断し、具体的なスケジュール調整に入るのです。基本的には、患者さんの都合に合わせて、組むことが できます。

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