北米式自毛植毛体験談

マーシャンが提携する北米のクリニックで、自毛植毛手術を受けられた方の体験談をご紹介します。

1.1 遺伝子には勝てない

祖父と父はハゲでした。彼らの写真を見ると私と同じくカッパのようにテッペンが薄くなっています。その時、私は悟ったのです。そうだ、これは明らかに「遺伝」なんだ、と・・・
植毛手術前私は30歳を過ぎたころから頭のテッペン辺りが薄くなりだし、髪の毛に良いといわれる事はすべてやってみました。ヘアケア商品にも気を使いました。日常のケアの他に、毛髪のための「育毛コース」も受けることにしました。2年ぐらい通いましたでしょうか・・・結果、少し抜け毛が少なくなった程度で、育毛や発毛など夢の又夢でした。
外的なお手入れ法では到底「遺伝子」には勝てないことを思い知らされ、私のこの薄くなった状態を改善するにはどうすればよいのか?悶々と思い悩む日々が続きます。

1.2 暗中模索の日々

そこで薄毛がまだそれほど進行していなかった時期だったので、自分の残っている毛に人工の毛(化繊)を結着する「増毛」を試みました。これは一時的に本数が増えて良かったのですが肝心の薄い部分には毛が増やせないし、自分の毛が伸びてくるとおかしな感じになる。もともと残っている自分の毛は弱いので人工毛を結着したことにより負担が大きくなり抜けてしまう有様です。この方法では毛を増やすどころか、結果的に自分の毛を減らすことになってしまいました。
私の知人で人工植毛をした知人がいますが、数ヶ月で植えた人工毛は抜けてしまい、残った人工毛の根本から数箇所化膿して、抜けた後の皮膚は硬化して凸凹状になっていました。
これらのことから判断されるように、人工的に毛を付け加えたり、植えたりすることによる「増毛法」には、永遠に自分のイメージを保つには限界があることが判りました。

1.3 カツラで過ごす日々

そうこうしているうちに、薄くなったところはもう隠しきれない状態になり、解決策が見当たらないという焦りが打ち寄せてきます。私の場合初期はテッペンハゲですので幸いまだ前から見たイメージにあまり変化がなかったのですが、前にある毛がなくなりだしたら、これはもう大変なことになります。そうなる前に何とかしなければ・・・焦るばかりです。
根本的な解決策がないまま、今となってはとりあえず薄くなったところだけでもカバーすることにしました。遂に「カツラ」と付き合うことになります。そして今日まで25年の長きにわたり使用して来ました。今までやってきた「増毛」よりはいつまでもイメージを作れるという点では良いと思いますが、やはり自分の恥部を覆い隠してるという劣等感がつきまといますし、やりたいスポーツなども断念することもありました。それに毎月の整髪は専門の技術を持つところで手入れをしてもらい、2~3年に一度は「カツラ」の新調をしなければうまく行きませんでした。
整髪をしてもらった時はそれなりに自然さがあるのですが、次にセットをしてもらうまでの間にどんどん自毛と比べて不自然さが増してくるようです。又「カツラ」を使うことでその下にある自分の毛が押さえ込まれて負担になり、ますます薄くなってゆき、でも今となっては外すことも出来ず・・・もし外すとすればそれは「自分の毛が蘇る」ことが条件です。そのような技術が見つからずに数十年の年月が過ぎ去ってゆきましたが、その間ずっと私は思い続けました・・・「自分の毛が蘇る」ことがこの世にないのかと。
どの増毛法や育毛も、やり続ける限りは経済的な負担がかかり、やめれば元のハゲ頭に逆戻りです。
世の中にはこのような方法でも仕方なく納得しておられる方をお見受け致しますが、私はやはり自分の髪が蘇ることを考えてそれを実現できる技術を捜し求めてきました。

1.4 ついに出会った!

自分の髪の毛が薄くなってきた時、横や後ろのたくさん有る毛髪を薄くなったところに少しでも持って来られないかと思ったものでした。横と後ろの毛はすくすくと伸びるのに、前やテッペンはひょろひょろのままです。実際にこのようなことが出来ないだろうか・・・と捜していた時に「自毛植毛」と言う技術があることを知りました。
「自毛植毛」とは私が考えていた、自分の健康な部分の毛髪を薄くなったところに移植する技術だったのです!
それでは「自毛植毛」の技術で本当に自分の毛髪が蘇るのか?
満足が出来るほどの毛量が復元できるのか?
自毛植毛手術は安全なのか?など等と様々な疑問がわいて来ます。そこで私の欲求に沿ってこの「自毛植毛」について研究することにしました。

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2.1 北米の植毛現状

術後5ヶ月目「自毛植毛」と言う植毛手術が出来る医師はどのような人でしょうかと調べてゆきますと、やはり形成美容外科の医師でしょう。そこで自分なりの判断で数箇所のクリニックでカウンセリングを受けたり、ホームページや専門書籍等から海外の植毛事情などの研究をしてゆく内に、海外のクリニックで手術したい方をお手伝いする会社があることも分かりました。これで植毛手術を受けたいと思う人の選択肢は日本国内のみではないと言うことです。そこで海外クリニックをコーディネートする会社の話も聞くことにしました。以下に示したものは日本の形成美容外科の医師がホームページに書いている日本と米国の植毛事情の違いです。

『アメリカでは、形成外科の4分の1近くがカリフォルニアに集中しているとい言われています。それだけでも日本の形成外科医より多いくらいですが、そのうちのかなりの数がロサンゼルスに集中し、さながら形成美容外科「首都」といった様相を呈しています。
中でもビバリーヒルズ付近はメッカといえ、数多くの形成外科医たちがしのぎを削っています。その活況ぶりは、現地の新聞に掲載される膨大な広告量からも見てとれます。
こうした激しい競争の中で勝ち残るには、優れた技術とそれを巧みにアピールする情報操作力がなければなりません。そこで専門分野は極端なまでに分化し、足の美容だけ、あるいは目の美容はうちが1番、という具合に、各ドクターがそれぞれの分野で最先端の設備と機材を備え、最新の理論と高度な技術で差別化をはかっています。その中にはもちろん毛髪治療專門クリニックもあります。

2.2 日本の植毛現状

それに比べて日本の自毛植毛事情は、明らかに遅れているといわざるをえません。以前からハゲ治療に興味を抱いてまじめに取り組んでいた医師も、ごく少数ではありますが確かにいました。しかし、大多数の医師は無関心であり、この領域は常に美容外科界では影の存在でした。まして、海外の学会に出席するなど、語学力の問題もあるせいか、はるか遠いことのようです。
1996年に、ナッシュビルで開かれた国際毛髪外科学会のミーティングで、ヘア治療に関するアンケートが実施されましたが、後に学会誌に掲載された結果報告によると、回答者のうち日本の医師はわずか2%に過ぎませんでした。それでも拡大するハゲ市場を反映してか、日本の現状も少しずつ変化しつつあり、1995年には『日本臨床毛髪外料学会」がようやく発足の運びとなりました。今後の発展に期待したいところですが、こと治療の現場においては、欧米の技術を導入して独自の治療を試みる医師など、ごく数人しかみあたらない現状です。カリフォルニアどころか、アジアの近隣諸国と比較しても、決してレベルが高いとはいえないのです。』
このように日本の形成美容外科医も米国を中心とする北米の優位を認めております。それと北米には日本と違って毛髪治療専門のクリニックがあることも発見しました!

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3.1 一歩一歩

術後8ヶ月目それでは、私のような自毛植毛手術を受けようと考えているものは、どれだけ自分の欲求にあったものが実現できるのかどうかを見つけることが出来るでしょうか。
これまでの「増毛」や「カツラ」と違い、これだけは試しでやってみてからという訳にはゆかない。私なりにいろいろ考え、自毛植毛手術の成功は施術する医師とスタッフの技術力が大きなウエイトを占めることは判りました。
それでは、世界で一番上手な先生は誰なのだろうか?一度の手術で私のほしい毛量を移植できるクリニックはあるのか?そこで、私が行き着いた答えは、国内の美容外科のような美容外科の一部としての毛髪治療でなく、海外の「毛髪治療専門」のクリニックに注目することでした。理由は単純。そちらの方が断然、技術的に上手いと判断したからです。しかし言葉の問題などの障害があるために直接国外のクリニックのカウンセリングを受けることも出来ないので、海外クリニックをコーディネートする機関を通して話を聞くことにしました。

3.2 植毛へいざ!

ここに、カウンセリングの様子を紹介したいと思います。明らかに以前に他で受けた相談内容と異なる対応でした。具体的に言いますと、私の必要な本数を算出するにも、話だけでなく映像を使って私に見せてくれたし、その私の頭には升目が示され1マスに何本移植できるかと説明されました。結果、私の本数は「最低6000本で1万本あれば充分です」と言うことになりました。ここで以前にカウンセリングを受けた数箇所のクリニックでの相談内容などを思い浮かべて見ましたところ、日本のクリニックのどこも「一度に1万本」も移植できるところはなかったのです。ところが私も含めて皆さんは髪の毛の本数についての感覚がすごく曖昧です。実際私も「6000本~1万本」と言われたときにそんな多くは要らないでしょうと思いました。そこは親切にも1000本植えられた毛髪サンプルが出てきて私の薄くなったところにあてがってゆくと、余裕で8個以上が入りました。「やはりこれ位の本数がいるのだ」とこれで納得しました。
勿論今相談しているところが推奨する海外のクリニックは、このような難しいケースへの対応もOKです、とのこと。実際に手術を受けた人の症例や結果写真を見せてもらい、このクリニックの一度で出来る本数の多さが分かりました。

3.3 私は決断した!

渡航に関しての全ての手配、そして現地の日本人スタッフがすべてのお世話をするということなどの説明もあり、これで現地での不安もないようです。
それから手術前の注意事項として1ヶ月前からの具体的な事柄を明記した書類を基に詳しく説明されます。必ず守らなくてはいけない事柄は太字で書かれ判り易くなっております。私が感心したのは手術をすることによってのメリットとデメリットをはっきりと説明されたことです。移植植毛手術に関するあらゆる情報を開示して頂けたことで私は客観的な判断が出来ました。普通は都合の悪い事柄は出来るだけ説明しないし、良いことだけを大いに伝えるのが一般的でしょう。「あとはあなた自身が判断して、するかしないかを決めて下さい。」というスタンスなのです。
移植植毛手術とは「毛髪が一生生え続ける」と言うことですので、毛の生え方や、生え際の形にしても将来までも満足のゆくものでないといけないし、一度の手術で完成にしたのです。具合が悪いといってやり直すってことが起こると大変なことです。
このあたりも推奨されているクリニックの医師の考え方や実績も充分に説明されました。私にとって手術とは生まれて初めてのことですので、それをすること自体による不安はありましたが、私の考えていた条件を殆ど満たしていましたので、ここのクリニックの医師に託すことにしました。

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4.1 いざ北米へ

術後10ヶ月目 いよいよその日が来ました。北米までのフライトが約9時間で入国審査などを終えてゲートを出たところで現地の日本人スタッフの出迎えを受けました。ここまでは普通の観光旅行と同じです。
まずクリニックでドクターのカウンセリングを受けます。私の詳細なデータは事前にインターネット経由で前もって届いており、そのデータなどを基にドクターが私の要望を聞き、ドナーエリア(移植のために採取する毛髪が生えている場所)の毛の生え方や密生度、皮膚の状態、などのチェックが行われます。

4.2 ヘアーラインについて

特にヘアーライン(生え際)は最も重要なところですので慎重に私の意見も聞きながら決定されます。ヘアーラインは毛髪が生え揃ったら顔全体の雰囲気に大きく影響します。ドクターはその人の顔立ちに最も適したラインを決めてゆきます。私も含めて毛が薄くなった人は概してヘアーラインを下の方に降ろしたい(額を狭くする)という希望があります。私も「カツラ」を使用ていた時に日によっては、つける位置がいつもよりわずかに前というだけで顔が変わって、若く見えた体験がありますのでその気持ちはよくわかります。きっと薄毛の人には「若く見られたい」という潜在心理があるのでしょう。しかしながら、ドクター曰く「年齢というものは手術をしたから若くなると言うことがありませんので、この辺は良く考えないと年をとるにつれておかしくなります。」と教えられました。

4.3 患者本位の姿勢

ここのクリニックでは決められた本数をただ移植するだけではないと言うことを感じました。移植した後の10年先20年先の毛の「姿」を十分に考えた上で今、手術をするのだと言う姿勢が現れています。
このように患者とドクター間の意思疎通を基本にしたカウンセリング体制がしっかりしているというのは、大変心強いです。また、現地スタッフの方が「このクリニックでは、他で手術したが結果に満足できなかった人が修正手術を行うためにくることもある。」とお話くださいましたが、それも納得です。
いよいよ明日は手術です。ここまで来ましたが、ホテルに帰って、急に期待と不安が高まるのを覚えながら夢路へと

4.4 いよいよ本番!

翌朝現地スタッフがホテルへ迎えにきてくださり、まず一緒に朝食をとります。その後クリニックへと向かいます。私は朝8時からの手術でしたが、クリニックではもうすでに何人かの手術が始まっておりました。聞くと午前6時よりスタートしているとのことです。一日中毛髪治療の手術です。いや年中です!このクリニックには毛髪治療と言う高度医療の粋を集めたノウハウがありそうです。前もって現地スタッフの方からその話を聞いていましたが、現実の現場にいると、ひしひしとそのすごさを感じます。北米だけでなく、全世界からの患者さんで数ヶ月先まで予約で満員なのだそうです。
さて軽い検査を終えてOKになりますと、まずドナーの皮膚組織の採取から始まります。私はもう「俎板の鯉」(まないたのこい)状態です。日本人スタッフが私の側に来てしきりと声を掛けて下さいまして、不安な心にも勇気が沸いてくるようでした。後頭部から採取された皮膚組織はアシスタント4~5名の手で顕微鏡を使用して細かく株分けされます。株分けされた1片はマイクログラフトと呼ばれます。私の場合このグラフトが約4600個です。この一つ一つを薄い部分の生え際とか天頂部とか横の部分と言う場所によって、移植の角度や方向などを考慮して丁寧に植えてゆかれます。

4.5 リラックスした雰囲気に包まれて・・・

治療室の窓からは市街地のきれいな景色が見えて、なんだか高級な美容サロンにでも居るような雰囲気です。お好みに応じて映画などのビデオも揃っていてリラックスしながら施術が受けられます。初めての経験なので最初は緊張気味でしたが、あとはもう、うとうとと眠ってしまい気がつけば外の景色は夜景に変わっており、そろそろ手術も終わろうとしています。手術時間は9時間と少し聞いていたより多く掛かりましたが、私の感覚では殆ど眠っていた感じで、なんだかあっけなく終わったようです。手術後は今夜の注意事項と今後の説明を受けて、包帯などもしないで帽子を頂いてて帰りました。
さあ今日からはフサフサになることを夢見ての毎日が始まるのです!!

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5.1 ゆっくりと確実に!

手術後はのんびりと旅行気分を満喫してから、帰国の途に着きます。
初めの1ヶ月位は植毛した皮膚組織が定着する期間だと聞いていましたので、シャンプーなどには少し気をつけますが、後はもう今まで毛があったときと同じようにゴシゴシとやっても好いのです。そして移植された組織は定着しようとしてどんどんと代謝を始めます。その結果、古い皮膚組織が代謝によってどんどんカサブタ状になり剥がれ落ちます。我ながらこの状態は汚らしく不潔なわけですが、1週間~10日位で治まりますので心配することはないです。それよりも、この後に毛髪が育って伸びることを考えますと辛抱も出来ます。

5.2 全て抜け落ちて・・・

ところがこのとき、伸びかけのひげのようにチクチクとした感触で生えていた毛が抜け落ちてしまいました。折角生えだした毛がどんどんと抜けてゆきます。一時はもうこれで生えてこないのではとすごく不安になってきました。そこでお世話になったコーディネーター会社に電話して聞いてみました。
回答は「これも一種の新陳代謝ですのでご安心下さい。」とのことですがやはり不安です。だがやがて1ヵ月もすると又以前のようなチクチク感が出てきました!こうなってきたらもう伸び続けるのを待つだけです。

5.3 ぐんぐん生えて伸びてきた!

毛髪は1ヶ月に1cm~1.5cm伸びますので理想の長さになるにはやはり9ヶ月~10ヶ月必要です。移植された毛髪はほぼ100%定着いたしますので、「一生モノ」の手術だといえます。私の場合には9000本以上の移植をしましたので、これを日本のクリニックで仮にするとしたら3~6回に分けてやらなければならないということです。手術の回数は絶対に「1回」と考えるべきです。
簡単な本数でよい方には国内クリニックも紹介されております。

5.4 多くの方にHAPPYを

私の場合は2003年11月に移植植毛手術を受け現在に至っております。手術前に「カツラ」を外して撮った写真と見比べていますが・・・うれしくなってきます!以前の状態と一番違いが分かってくれるのは私の家族です。特に家内と娘は「若くなった」と絶賛しています。
私のような「カツラ」を外したいとお考えの方のほか、人工植毛をしたが頭皮が荒れている方、色々な増毛法を試したが満足できなかった方、このような方々にも「自毛植毛」は最適だと考えます。
私はこの自毛植毛手術をやってみて、「早くやった人が、早くHAPPYになれる!」と伝えたい。
そして、これからも多くの方々にこの「自毛植毛」の良さを伝え続けたいと思います!

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